今日ニュースで慶應義塾高校が甲子園で優勝したとのこと。
昔野球が好きだったので盛り上がっているのは良いこと。どの球児も頑張りが素晴らしく、また坊主頭でなくても良いということを世間に知らしめたことが自分の中では一番良いことかな。
ただマクロでみると100年以上も遠ざかっていた優勝をしたということが日本の状態が100年前に遡っている事でないことを望みたい。
よくはわからないけど、おそらくその時代の慶応高校は貴族出身の一族とか限られた人たちしか通っていないのだろう。1925年までは選挙人資格に納税要件があったような時代だし。
少し前から高校推薦で優秀な人材を日本全国から集めて、大学受験の心配なくいられる環境を与えて人を育てる。
エリート教育としては最高だけど、逆に地方で丸坊主にしてまで頑張って努力している高校生の力が届かないことがなんだかとても残念・・。
日本はこれから諸外国のようなあからさまな階層の固定化がすすんでしまうのだろうか。